今月はピアノとオルガンを弾きまくってます。
自分的には、こうじゃないとって思うのです。ここに根っこがありますから、やはり。
皆さんピアニストやキーボーディストがそうであるように、幼少の頃にピアノやオルガンを弾き始めたのが音楽との出会いだったりするわけで。途中辞めたり、キーボードやシンセに向かったりもしましたが、やはり帰ってくるんですね、歳を食うと。(笑)
いろんなキーボード弾いたり、作編曲したり、打ち込みしたりもしてますが、根っこはピアノやオルガンにあるんだなぁと、つくづく思うこの何年です。
逆にやらなくなってきたのが、プロデュース・ワーク。もちろんサウンド・プロデュースはやっていきますが、トータル・プロデュースは、もう絶対にやらないと思います。
理由はいろいろありすぎて。あまりに音楽とは関係のないことまでやらないといけないというのが大きいですね。あとその精神力と体力とエネルギーを、自分自身のために使うべき時期に来てるのかなと。
とにかく、ピアノ、オルガン、キーボード・プレイヤー 兼 作編曲家でありたくて。断固プロデューサーでは在りたくないのです。
まぁ、過去にはいろいろ手広くやってきましたが、今は完全に興味を失ってます。
50代の間に、二枚だけリーダーアルバムを作りたくて。今は自己インプットしてるつもりで、あらゆる活動をしてます。今たくさんトライして、そこから引き算していくと、本質に行きつけるかもと。一応は音楽家のはしくれなんで、自分が生きてた証は残しておかないといけないかなと。
内容はわかりませんが、とにかく二枚だけで十分です。ひとつは、自らのピアノと作編曲をフォーカスするもの。ひとつは、オルガンそしてあらゆるキーボードをフォーカスした、大好きなグルーヴもの。とりあえず、やるからには納得いくまで時間かけてやりたいです。なので、50代のうちにです。(笑)
ジャンルレス、スタイルレス、どこにも何にも属さないものを作れたら最高です。決して新しい斬新なこととか、世界に類を見ないこととか、そんなできもしないことで背伸びせず、今の自分の等身大の音楽を、素直にやれればいいかなと思ってまして。
具体的には、まだ見えてないですが。随分と遅咲きでありますが、それを目標に頑張ろうと思ってはいます。日々あらゆることをインプットしていくことからです。